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経営再建中のマンション分譲大手(株)穴吹工務店(立山繁美管財人)は、10年9月30日の東京地裁の更生計画認可決定を受けて以降、支援企業の潟Wェイ・ウィル・パートナーズおよび、椛蜍桙ェ出資をする合同会社ジェイ・エル・ケイの支援の下、全社をあげて経営改善に取り組む。
このたび認可決定を受けて初めてとなる事業年度2011年9月期が終了したのを機に、事業状況の説明が発表されたので紹介したい。
更生第一期目となる2011年9月期は、分譲マンションの売上戸数が更生計画にて想定をしていた1472戸を上回る1738戸で終了。この分析要因として挙げたのが、リーマンショック以降、同社が従来得意としてきた地方都市において、マンション供給そのものが減少をしている都市が多くあり、潜在的な需要が継続している地域へ適正な規模・価格で供給を計画的に行ったことによるものとした。しかしながら、分譲マンション事業以外のその他事業の実績が計画を下回ったため、売上高は466億6200万円で終了した。更生計画比で11億1千万円(2.3%減)。
利益面では、マンション販売が更生計画で想定した価格以上で推移したこと、各種の経費を圧縮、当期売上計上されている物件について、会社更生手続における財産評定により前期に特別損失を計上し、当期に売上原価となるたな卸資産の簿価を減額していることなどから、営業利益は144億3000万円(同比28億7300万円・24.8%増)、経常利益は144億100万円(同比29億5500万円・25.8%増)。当期純利益は268億1500万円(同比69億5600万円・20.5%減)と、更生計画を2割ほど下回った。これは更生計画策定時に、当期に計上する予定としていた債務免除益(約153億円)を、前期(2010年9月期)に前倒しして計上したため。
昨今の分譲マンション市場について、リーマンショック以後の落ち込みの中で、各種の住宅取得支援策などの効果も手伝い、徐々に持ち直しの動きを見せる中で、東日本大震災が発生し、一時的な販売活動の自粛や建築資材の調達不安を受けた工期の見直しが見られた。しかし五月の連休明けには消費の自粛ムードも和らぎ、金利の低さや安心・安全な住まいを求める客の意識の表れなどを背景に、販売は堅調に推移。
同社は前期に計画に沿って全国で18件の用地取得を行っており、引き続き売上の平準化、エリア戦略を意識した用地取得を図ることで、需要に応じた堅実な供給計画により更なる経営改善を進めていきたい考え。
なお2011年9月末時点で約496億円の弁済を実施しており、更生計画においては2010年10月から4年間で700億円弱の弁済を行う予定である。今後はストックビジネスの強化などにより経営基盤の安定を図り、債権者への弁済を早期に完了させていく。 |
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| 経レポ記者が東奔西走する間に見聞したことを綴ります。 |
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| 朝日新聞社・速報ビジネスニュース |
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