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高松市朝日町に建設を計画している新香川県立中央病院の基本設計プランの概要が公表された。
それによると、まず基本方針は県の基幹病院として急性期医療(急速に病態が変化する時期での集中的な医療)に機能特化を図る。高度医療や三次救急医療に重点を置く。
具体的には専門医療センター(心臓・脳卒中・がんセンター)を設置。重篤患者を中心に救急医療を24時間365日体制で行う。救命救急センター、手術、放射線等の各部門
が円滑に連携できるような施設配置とする。屋上にヘリポートを設ける。
また県立病院としての機能として災害時医療へ対応できるように前述したヘリポートの他に、患者収容スペースを確保するほか、へき地医療を行う人材の確保・育成に努めるとしている。
敷地面積約62000平方メートル、地上10階建て、延べ床面積約45000平方メートル、530床、24診療科。免震構造として地階は設けない。1階から3階までに外来や救急、手術部門を、4階から10階までを病棟部門として建物をゾーンで分ける。
外来部門(1・2階)では、自然採光を取り入れ、見通しが良く明るいホスピタルストリートと呼ばれる通路を設け、それに沿って外来や検査・放射線部門を配置し、1階と2階はエスカレーター、専用エレベータで結ぶ。
救命救急センター(1階)では、敷地の東西から救急車が進入できるようにし、救急入り口には三台同時に利用可能なスペースを確保。ヘリポートと手術部門を直結する大型搬送用エレベータの設置、CT等の放射線部門を隣に配置する。
手術部門・集中治療部門(3階)には手術室を11室設け、うち一室はバイオクリーンルームとする。ICUは10床、新たにICUに準じた機能を持つHCUを12床設置。救命救急センター病室は26床設置する。
病棟部門(4〜10階)では、個室と4床室の二種、各病室にトイレを配置し、一床当たりの面積も広くした。各階に自然採光を取り入れた心地よい空間を創出したデイルームを設ける。
駐車場は約800台分を用意するほか、敷地の広さを活かした公園や緑地のスペースを設け、療養環境に配慮する。防災対策として敷地全体を周辺より1mかさ上げして津波・高潮対策を万全にするほか、液状化対策も施す。
環境対策にも力を入れており、太陽光発電や太陽熱給湯、自然採光など自然エネルギーや省エネルギーシステムを積極的に導入、トイレには下水の再生水を利用する。
全体的に建物は凹凸をなくしたシンプルな箱形のコンパクトな設計、エネルギーの効率利用のシステムを導入したことで、工事費や維持費の縮減に努めたとしている。
今年度中に実施設計に目処をつけ、来年度早々に確認申請・工事発注を行い、平成24年度末の建物完成、開院準備を始め、平成25年度には開院を目指す段取りとなっている。
設計は(株)佐藤総合計画関西事務所。
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| 経レポ記者が東奔西走する間に見聞したことを綴ります。 |
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| 朝日新聞社・速報ビジネスニュース |
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